2026.3.13 18:00
2026.3.13 18:00
「X-Lab」は、私たちカイデザインが取り組み始めた勉強会・研究会で、
トレンド技術や日々の業務で感じている課題などの幅広いテーマについて、
「デザイン」を軸として考え、議論し、共創をしていく集まりです。
今回のテーマは、ウェアラブルデバイスの中でも再び注目を集めている
HMD(ヘッドマウントディスプレー)です。
Apple Vision ProのようなXRデバイスに加え、
Meta Ray-Ban Displayなどのスマートグラスも登場し、
この分野はここ数年で大きな盛り上がりを見せています。
一方で、多くのデバイスが登場して関心が高まっているにもかかわらず、
価格の高さや流通の制限もあり、
複数の機種を実際に試せる機会はまだ多くありません。
そこで2026年1月30日(金)の午後、
いくつかのデバイスを用意し、
実機に触れながらディスカッションできるハンズオンの場を設けました。
参加者は、HMDに関心を持つデザイナーや、
企業で開発・企画に携わる方々、そしてカイデザインのメンバーです。
今回用意したデバイスは、以下の4種類です。

左から、Apple Vision Pro /Even G1/Xreal /Meta Quest 3s
それぞれの概要や基本的な操作方法を簡単に説明した後、参加者には自由に触れて体験してもらいました。

その後はディスカッションタイムへ。
各デバイスの感想や面白い点、課題に感じた点、活用できそうなシーンや将来の可能性について、ざっくばらんに意見を交わしました。

明確な結論を出す場ではありませんでしたが、UIデザイナーとして印象的だった議論の一つに、「空間を活かしきれていないUI」という指摘がありました。
現在の多くのUIは、PCの延長線上にある“平面的な画面”の発想から抜け出せていません。
しかし、HMDが前提とするのは、画面ではなく「空間」です。空間や環境そのものを活かしたUIとはどのようなものなのか。これからどんなインターフェースが生まれていくのか。
未来のUIに思いを巡らせる時間となりました。